新年の5日に東京から夜行バスで帰ってきて、一日置いて6日の今日は京都に初詣も兼ねて撮影に。
東京で神社、お寺を数件回って初詣を済ませてはいるが、大阪に戻ってもなお初詣に行こうっていうのも、ご利益が薄まるかな?なんて思いつつ。
東京では高倍率ズームのコンデジでスクエアでひたすら撮ったのだけども、今日の京都ではマイクロ・フォーサーズに広角の単焦点だけで撮影。
最初は戸惑いつつも、しばらく撮ってたら一つの自分なりの風景のラインが見えてきた。
広角の単焦点で撮ったことが良かったようで、ズームレンズだと自分と目の前に広がる風景や光景との距離感が曖昧になるので、ひたすらズームで撮った後に単焦点レンズに変えて撮影すると、逆に距離感が見えてくる。
そんなこんなで今日はずっと広角レンズ一本で撮りきった。
自分は誰もが気が付かずに通り過ぎるような風景なり光景を撮りたいわけで、特別な何かを撮りたいわけではないので、時々自分がレンズを向けてる方向を見た人が怪訝な顔で見られることもある。
たまに笑われることもあったり。
今日は知らない二人の若い女の子に笑われたのだけども、たまにこういうこともあるので、もう気にならなくなった。
こういうことがあると写真を始めた頃の、とある事を思い出す。
今から20年以上前のことだけども、自分に写真を勧めてくれた当時の友人だった奴と大阪城公園に桜の写真を撮りに行った。
桜の下で酒盛りしてる人たちもたくさんいた中で、桜の木から小さく枝が生えてたので、自分は桜の花を撮らずに枝の写真を夢中で撮ってたら、酒盛りしてるグループの中の一人のオッサンが「おい誰かあの兄ちゃんに写真の極意を教えたってくれ」って言って、その酒盛りの酔っ払いのグループから笑いがドっと起こったことがあった。
「写真の極意」ってなに?って思いつつ、「そんなのあるの?」、「だから何?」って思いつつ、この人達を軽蔑したわけですが、その言葉はアホの一つ覚えみたいに桜の花にレンズを向けてる多くの連中に言ってやるべき言葉ではないのかな?なんて、その時は思った次第です。
写真を初めて間もない自分ですが。
自分がレンズを向けてる場所見て笑う人と出会うと、いつも大阪城公園でのことを思い出す。
だからどうっでことはないのだけども、「みんなと同じようなものを撮らないといけない」とか「写真はこういうものだ」という思い込みで写真を撮ることって、本当に馬鹿げたことだと思うわけで、プロならまだしもアマチュアなんだから、撮りたいものを率直に撮れば良いわけで、金にもならないことやってるのに人に認めてもらうことを考えながら写真なんて撮ってられないわけでして。
ま、そんなわけで、
自分なんか誰からも評価されないところで何年も写真を撮ってるわけで、他人の評価なんか気にしながら写真なんてやってられないよね。
それでも十分楽しいし。
さて、さて、昔のこと思いだしたりして、なんだかなぁって思ってみたり。
さて、東京から帰って来てもまだまだ自分の旅は終わってないようで、今日なんか急に明日から伊勢神宮に行ったろうか、なんて考えたのだけども、残りの休日にもう一日泊まりでどこかに行きたい気分である。
明日、目が覚めて元気だったらどこかに泊まりで行きますわ。
滋賀県もありかな。
そうそう、1月1日から4日までに撮った東京の写真は、また後から投稿していきます。
35ミリ閑散で28ミリくらいの画角が一番風景にあってるかな。
ズームレンズで何でも撮れるっていうのもいいけども、何でも撮れない単焦点で風景を撮るほうがキッチリしすぎなくて良い結果が得れそう。
それでは。また。
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