米子の街と植田正治と

目安時間:約 5分

ようやく先日の米子での写真を投稿します。
今日になってようやくゆっくり撮影したデータを確認してる次第です。
ホルガレンズで撮影したので、プラスチックレンズ特有のほんわりした写真になってます。
ノスタルジーですね。
米子の写真はこの感じでしばらく撮ろうと思ってる。
まぁ、色々と感情的になってしまう部分も米子という街にあるので、ここは素直にデフォルメした写真を撮ろうってわけですな。
この日のカメラはソニーのミラーレスで撮影しました。
マイクロフォーサーズだともっとあっさりした描写だったと思います。
aps-cのセンサーサイズのおかげで階調もマイクロフォーサーズに比べて良いですし、若干黄色に寄る色味も気に入ってる。
次に米子に訪れる時はマイクロフォーサーズとホルガレンズの組み合わせで撮影すると思う。
ソニーのミラーレスにホルガレンズを付けると広角寄りになるのですがマイクロフォーサーズだと標準くらいの画角になります。
そのせいかソニーのミラーレスで撮影してる時は風景を撮ることが多くなってしまいますね。
マイクロフォーサーズだと標準よりになってしまうので、どちらかというと即物的なスナップになってしまいます。
次回の撮影はもっとアバウトな米子の写真になると思います。
何年も前にマイクロフォーサーズとホルガレンズで米子を撮ってますが、その頃はまだ米子の街の土地勘もなく、ざっくりとした写真ばかり撮ってたと思います。
今だったらもう少し幅を利かせて撮れるかも。
父親が昨年末に病院に入院したことから、米子に面会に行ったのですがその時にこれから米子はホルガレンズで撮影しようって思いました。
今回の米子も一度退院した父親が再び入院したということで米子に訪れたのですが、あとあと振り返ってみた時に普通のレンズで撮影するよりはホルガレンズで撮影したほうが、より思い出になるような気がしたのですね。
このノスタルジックな描写がより思い出を演出してくれるというか。
シャープなデジタル写真でもよかったのかもしれないけども、フィルム写真のような懐かしさみたいなものを加えたかったのです。
まぁ、そんなところ。
父親が入院してる病院が皆生温泉の近くなので、時間があったのでの皆生温泉の近隣を撮ってみた。
このあたりの海は雰囲気があって好きです。
そして街の廃れ感もなかなか良いです。
植田正治や塩谷定好の写真に見る山陰の風景に通じるものがやっぱり自分の撮る写真に写りこみますね。
植田正治の撮った山陰の写真もカラッとした空気感が写ってるように思います。
そうそう、境港に行くと植田正治が営んでいた写真屋が今も残ってるんですね。
境港に行くたびにそこを訪れる。
今は営業されてませんが、そこに植田正治が居たということを思うだけで、なんかゾクゾクしてしまいます。
あのような田舎の港町で生活してモダンな写真を撮ってた植田正治っていう写真家は宇宙人ですね。
自分は森山大道にかなり影響を受けたと思ってますが、年齢を重ねるごとに森山大道の写真よりも植田正治の写真がしっくりくるようになってきました。
森山大道のことをよく知らない写真を始めた間もない頃に、自分は植田正治の写真美術館に来る機会がありました。
今になって思うけど最初に見た植田正治の写真が自分の写真のルーツなのかもしれない。
今回の米子では植田正治の写真美術館には行けなかったけども次回の米子では行ってみたいですね。
オリジナルプリントがたくさん展示されてますし、写真から漂うオーラがすごいのですね。
来別あたりまた米子に行くと思いますが、今度はレンタルサイクルで広く浅く米子の街を撮りたい。
もっと通り過ぎる感覚で米子の街をサクサクって撮りたいのですね。
 滞在時間も限られてるし、撮れるうちにたくさん米子の街を撮っておきたい。
そうそう、最近歳をとったのか「いつまで撮れるんだろう」と漠然と考えることが増えた。
たくさん撮ったところで自分ができることはこうやってネットで投稿するくらいのことしかできませんが、そんな自分でも「いつまで・・・・」と思うこともあるのですな。
たくさんの人が興味を引くような写真を撮ってるわけでないので、誰も興味がないとおもうけども、これからもグダグダと写真を投稿していこうと思ってます。
さてと、かるくウォーキングしてシャワー浴びて床に就きます。
最近ふくらはぎが痛い。
無理しない程度にトレーニング。

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